ESETを更新したらNVDAがブラウザをうまく読まなくなったときの対処法

どもです。

私は、「ESET Internet Security」(以下、「ESET」)を利用しています。
最近リリースされたESETのVer.16系に更新したところ、NVDAでブラウザを正常に利用できなくなってしまいました。
現象としては、キーを入力すると、押したキーと違うキーが入力されたり、ドキュメント部分で上下矢印を押してもページが読めなかったり、Ctrl+LでアドレスバーにフォーカスするとNVDAのエラー音が鳴ったり、NVDA制御キー+スペースでのブラウザモードとフォーカスモードの切り替えがうまくいかなかったりなどです。

とりあえず、直し方がわかったので下記に記載しておきます。

  1. タスクトレイからESETのアイコンを探して、アプリケーションキーを押す。
  2. 上矢印で「詳細設定」まで移動して、Enterキーを押す。
  3. Tabキーで「Webとメール」まで移動して、Enterキーを押す。
  4. Tabキーで「インターネットバンキング保護」まで移動して、Enterキーを押す。
  5. Tabキーで「インターネットバンキング保護を有効にする」というチェックボックスまで移動して、スペースキーでチェックを解除する。
  6. Enterキーを押して、設定を保存する。
    ※この際、UACが表示されるかと思いますので、Alt+Yを押すか、左矢印で「はい」を選択肢、Enterキーを押す。
  7. Alt+F4でESETのウィンドウを閉じる。
  8. ブラウザを再起動する。

私はこのインターネットバンキング保護という機能を利用する予定がないので、オフにしても問題なさそうです。
というか、これをオフにしないと、NVDAではうまくブラウザを使えないようです。

ということで、今回は以上です。