個人的Foobar2000覚書

どもです。
なんか、久々にここに書く気がしますが、まあ、気にしないでください。
しかもしかも、久々の日記なのに、近況報告ではありません。
まあ、近況報告は、そのうちしようかなあと思っているので、もうちょい待ってください(書くかどうか微妙だけどw)
ところで、今回は、 Foobar2000 という再生ソフトについて、個人的に設定したことや導入したコンポーネント(機能拡張)とかをだらだらと書いていきたいと思います。
なお、今回の設定の最終目的は、「Foobar2000をウィンドウ非表示で利用する」なので、皆さんには合わない部分もあるかと思いますが、ご了承ください。
☆ 今回の記事は、かなあり長くなるので、見出しタグをつけています。
見出しジャンプ機能等をお使いください。

更新履歴

2016年5月9日:キーボードショートカットを変更したので、新しいショートカットを記載しました。

まず初めに

まず初めに、上のリンク先から、Foobar2000をダウンロードして、インストールします。
ダウンロード手順を下記に記載します。

  1. 上記ページを開き、「Download」というリンクを開く。
  2. 「Latest stable version」という見出しの下にある「foobar2000 vX.X.X」というリンクを開く。
    ☆ Xの部分には、バージョン番号が入ります。
    例えば、現在の最新版は、1.3.10なので「foobar2000 v1.3.10」となります。
  3. すると、自動的にダウンロード画面が表示されるので、ファイルをダウンロードする。
    もし、ダウンロード画面が表示されない場合は、「Thank you for downloading foobar2000.」という見出しの下の「here.」というリンクを開けばよい。

続いて、インストールですが、ウィザードの指示に従えば、インストールできます。
又、バージョンアップをする場合は、インストーラ画面に「Update」というボタンがあるので、それを押してください。

初回起動時の設定

初回起動時では、画面のレイアウトを選択する画面が出てきます。
まず、Tabキーを押して、Cancelボタンの次にある1つ目のリストボックスを選びます。
そこで、上下矢印キーを使い、画面のレイアウトを指定します。
個人的には、「Simple Playlist + Tabs」が一番操作しやすいと思います。
次に、2つ目のリストボックスで、色を選びます。
ですが、どこの色が変化するか、こちらで確認できなかったんですが、とりあえず、「Black」を選んでおきます。
続いてに、3つ目のリストボックスで、プレイリストのタイプを選択します。
個人的には、「Default Playlist」がいいと思います。
最後にOKボタンを押して、設定を完了します。
そのあと、1度Alt+F4等でソフトを終了してください。

日本語化

このソフトは、一応日本語化ができます。
ただ、これは、設定画面の一部だけが日本語化されます。
また、Foobar2000が更新された場合、日本語化パッチを再度適応しなおす必要があります。
とりあえず、 日本語化パッチをダウンロード します。
上記のページを開いたら、「foobar2000 localization patch (vX.X)」という見出しの下の「foobar2000 vX.X.X localization patch」をクリックして、ファイルをダウンロードします。
続いて、Foobar2000が起動していたら、終了させて、ダウンロードした「foobar2000_vX.X.X_jp.zip」を回答して、中にある「foobar2000_vX.X.X_jp.exe」を実行します。
すると、確認メッセージが表示されるので、「はい」ボタンを押します。
続いて、Foobar2000のインストール先を指定します。
デフォルトでは、Program Files内のフォルダが指定されているので、もし他の場所にインストールした場合は、「参照」ボタンを押して、フォルダを指定します。
それが終わったら、OKボタンを押して、「終了しました」と画面上に出たら、「閉じる」ボタンを押して、プログラムを終了します。
なお、スクリーンリーダーでは、画面上の「終了しました」の表示が確認できないため、Tabキーで「閉じる」ボタンまで行き、そこで上矢印キーを押して、エディットボックス内の文字を確認してください。
そのエディットボックス内の一番下の行に「差分ファイルの適用が終了しました.」と出れば、適応は終わっています。
☆ ファイル名中のXには、バージョン番号が入ります。

設定画面の出し方

続いて、設定画面の出し方を説明します。
設定画面は、メイン画面のメニューバーから「File」を選び、その中の「Preferences」を実行することで、開くことができます。
最初は、OKボタンにフォーカスされているので、タブキーを押して、ツリービューにフォーカスして、そこで設定したい項目を選択します。
なお、先程の画面レイアウトの設定は、「Display」の中の「Default User Interface」にあります。
ここでTabキーを押していくと、「クイック設定」というボタンを押すと、先程の画面レイアウトの設定が出てきます。

初期設定

それではさっそく設定を行います。
ここでは、個人的に設定した項目を書きたいと思います。

1.「Display」→「Default User Interface」

  • 通知領域にアイコンを表示する:チェック
  • 最小化時に通知領域に移動する:チェック
  • ウィンドウタイトル:[%tracknumber% - ] %title%

2.「Keyboard Shortcuts」

ここが肝心な設定になります。
ここでキーボードショートカットを編集できます。
まず、1つ目のリストボックスに現在登録されているショートカットが表示されています。
☆ ここで何も選択しないと「削除」ボタン以降の部品が表示されません。
続いて、Tabキーを押すと「新規追加」というボタンがあり、これを押すと新しいキーボードショートカットを追加できます。
さらにTabキーを押すと、「削除」というボタンがあり、これを押すと選択しているショートカットを削除できます。
またTabキーを押すと「リストにかけるフィルター」というエディットボックスがあり、ここに指定したい機能を入力すると、その次のツリービューの内容が絞り込まれます。
さらにTabキーを押すとツリービューがあり、ショートカットに指定できる項目が並んでいます。
そして、Tabキーを押すと、ショートカットを指定するエディットボックスがあります。
ここで、指定したいショートカットキーを押してください。
そして、もう1度Tabキーを押すと、「グローバルホットキー」というチェックボックスがあります。
ここにチェックしておくと、ウィンドウにフォーカスしていない状態でもそのショートカットキーが利用可能になります。
ウィンドウを非表示で利用する場合、この設定をすることが肝心になります。
最後に私が使っているキーボードショートカットを一覧で載せておきます。
以下、ショートカットキー、グローバルショートカットの有効または無効、ツリービュー内の項目の順に記述しています。

  1. Shift+Alt+P、有効、[main]→File→Preferences
  2. Ctrl+F、無効、[main]→Edit→Search
  3. Shift+Alt+H、有効、[main]→View→Activate or hide
  4. Ctrl+N、無効、[main]→File→New playlist
  5. Shift+Alt+W、有効、[main]→File→Remove playlist
  6. Shift+Alt+O、有効、[main]→File→Open…
  7. Shift+Alt+U、有効、[main]→File→Add location…
  8. Alt+Enter、無効、[context]→Properties
  9. Shift+Alt+F2、有効、[main]→Playback→Volume→Up
  10. Shift+Alt+F1、有効、[main]→Playback→Volume→Down
  11. Shift+Alt+,、有効、[main]→Playback→Seek→Back by 10 seconds
  12. Shift+Alt+.、有効、[main]→Playback→Seek→Ahead by 30 seconds
  13. Shift+Alt+R、有効、[main]→Playback→Order→Repeat (track)
  14. Shift+Alt+E、有効、[main]→Playback→Order→Repeat (playlist)
  15. Shift+Alt+A、有効、[main]→Playback→Stop after current
  16. Shift+Alt+Down、有効、[main]→File→Next playlist
  17. Shift+Alt+Up、有効、[main]→File→Previous playlist
  18. Shift+Alt+Right、有効、[main]→Playback→Next
  19. Shift+Alt+Left、有効、[main]→Playback→Previous
  20. Shift+Alt+Q、有効、[main]→File→Exit
  21. Shift+Alt+Delete、有効、[main]→Edit→Selection→Remove
  22. Shift+Alt+F3、有効、[main]→Playback→Play or pause
  23. Shift+Alt+4、有効、[main]→Playback→Pause
  24. Shift+Alt+F4、有効、[main]→Playback→Stop

3.Playback

  • 終了時に再生状態を保存し、再起動後にリジュームする:チェック
  • カーソルが再生項目を追従する:チェック
  • 再生項目がカーソルを追従する:チェック
    ☆ これを設定しておかないと、ショートカットでプレイリストを切り替えた際、切り替え前に再生していたプレイリスト内の曲が再生されます。
  • 現在の曲の後に再生を停止する:チェック無し
    ☆ これは、ショートカット(Alt+Shift+A)で切り替えて使っています。
  • 停止後にリセットする:チェック無し
    ☆ これを設定しておかないと、再生を停止した際、「現在の曲の後に再生を停止する」がデフォルト設定に戻ってしまいます。

4.「Output」

Tabキーでリストボックスまで行き、フェードアウトとフェードインの秒数を設定できます。
ここでは、全て0にしたいので、リストから項目を選び、Tabキーでフェードインのスライダーに移動してHomeキーを、もう1度Tabキーを押してフェードアウトのスライダーに移動してHomeキーを押す操作を繰り返し、全ての項目を0にしました。

5.「Shell Integration」

関連付けで起動した際の設定です。

  • “Enqueue” (キューを入れる) を既定のアクションにする:チェック
  • 新しい項目は常にこのプレイリストに送る:チェック
    ☆ これをチェックして、さらにTabキーを押すと、移動先のプレイリスト名を入力するエディットボックスにフォーカスするので、プレイリストの名前を入力してください
    なお、あらかじめメインウィンドウ内のFileメニューから「New playlist」から新しい空のプレイリストを作成しておいたほうが無難だと思います。
    また、できたプレイリストは「New Playlist」となっており、名前を変更するため、Tabキーで「New Playlist」と読むところまで行き、F2キーで名前の編集ダイアログを出し、目的の名前に変更したら、Enterキーを押してください。
    なお、名前の入力で、数字キーからの数字入力ができないため、どうしても数字を入力したい場合は、別のエディタに数字を入力して、それをコピーするか、数字の読みを入力して、変換し、その中から探してください。

6.「Advanced」

ここは、ツリービュー内に設定項目があり、全てツリービュー内で操作します。

  • 「Display」→「Default User Interface」→「Close minimizes」:チェック

設定を適応する

設定が終わったら、設定を適応する必要があります。
設定を適応するには、Tabキーで「適応」ボタンまで行き、Enterキーを押し、その後OKボタンにフォーカスされるので、またEnterキーで設定画面を閉じます。

コンポーネント

Foobar2000は、コンポーネントというものを使い、機能の拡張ができます。
まあ、ブラウザでいうアドオンみたいな感じですね。
コンポーネントのインストール方法は、使いたいコンポーネントをダウンロードして、解凍し、中にあるDLLファイルをFoobar2000のインストール先フォルダ内の「components」にコピーしてください。
なお、その作業が面倒な場合やダウンロードしたファイルの拡張子が「fb2k-component」となっている場合は、設定画面の「Components」内にある「インストール」ボタンをスペースキーで押し、出てきた画面でコンポーネントのファイルを指定してインストールしてください。
下記に私が導入したコンポーネントを記載しています。

1.Automatic Updater

これは、Foobar2000のコンポーネントの最新版を自動で確認してくれるコンポーネントです。
設定は、設定画面の「Tool」→「Automatic Updater」にあります。
最初のコンボボックスは、アップデートをチェックするタイミングで、「each day」くらいがちょうどよいと思います。

2.Autosave & Autobackup

これは、Foobar2000の設定ファイルやプレイリスト等を定期的に自動バックアップしてくれるコンポーネントです。
設定は、設定画面の「Advanced」→「Autosave & Autobackup」にあります。
このツリーを展開すると、いくつか設定項目が出てきます。
これらの設定を変更するには、スペースキーでダイアログを出して、入力してください。
なお、基本的に0を指定すると、自動バックアップは行われません。
以下、私の設定例です。

  • While playing, every X minutes:0
    ☆ これは、曲を再生中、何分ごとに自動バックアップするかの設定です。
    例えば、ここに3と指定されていれば、曲を再生してから3分間経ったら、自動でバックアップされます。
  • When playback stops, after X minutes:0
    ☆ これは、上記の逆で、曲を停止して、何分経ったら自動バックアップするかの設定です。
  • Always, no more than X minutes since last autosave:0
    ☆ これは、自動保存しない期間の設定で、ここで設定した期間内は、上記の2項目に該当しても自動バックアップは行われません。
  • On startup, after X minutes (backup only:1
    ☆ Foobar2000を起動してから、指定した分数が経過したら、自動バックアップする設定です。
  • Every X tracks:3
    ☆ 指定した局数再生が終わったら、自動バックアップを行います。
    ただし、前回の保存から30秒感は自動保存されません。
    また、単位はトラック数です。
  • Files and directories to back up:configuration;playlists;playlists-v1.3;index-data;theme.fth;PlaybackStatistics.dat
    ☆ バックアップ元のフォルダをセミコロンで区切って設定できますが、基本的に初期値でいいと思います。
  • Directory where to store the backup .zip files:autobackup
    ☆ バックアップファイル(ZIP形式)を保存する場所を指定します。
    相対パスでも絶対パスでも指定できます。
  • Number of backup copies to keep:15
    ☆ バックアップ先のフォルダに何世代前までのバックアップを残すかを指定できます。

3.http SJIS patch

これは、HTTPストリーミングを利用する際の文字化け対策パッチです。
特に設定はありません。

[4.Podcatcher]

これは、ポッドキャストをダウンロードしてくれるコンポーネントです。
設定は、設定画面の「Tools」→「Podcatcher」にあります。
Tabキーを押していくと、「Path to store downloaded podcasts (use title formatting)」というエディットボックスがあります。
ここにダウンロードしたファイルを保存するフォルダを指定します。
さらにもう1度タブキーを押すとボタンがあり、このボタンを押すとフォルダを選択する画面が出てきます。
それから、ポッドキャストの登録方法ですが、Fileメニュー内の「Subscribe to Podcast Feed」から実行できます。
実行すると、エディットボックスが現れるので、ポッドキャスト用のRSSのアドレスを入力して、Enterキーを押してください。
すると、新しいポッドキャストがあれば、自動的にダウンロードして、設定したフォルダに保存されます。

Foobar2000を最小化状態で起動する

やっと最後になりました。
最後にFoobar2000を最小化状態で起動する方法を説明します。
普通にFoobar2000を起動すると、メインウィンドウが表示されますが、Foobar2000の起動時にコマンドラインパラメータ「/hide」を渡して起動すると、Foobar2000が最小化された状態で起動します。
下記にその手順を書いておきます。

  1. まず、Foobar2000のショートカットを作る。
    ☆ 既存のショートカット(スタートメニューやデスクトップにあるもの)を使う場合は、それを使ってもらって結構です。
    ショートカットがない、または新たにショートカットを作りたい場合は、Foobar2000のインストール先を開き、「foobar2000.exe」を選択します。
    続いて、アプリケーションキーを押すか、Shift+F10を押して、上下矢印で「ショートカットの作成」を探し、Enterキーを押します。
    すると、実行ファイルと同じ名前の後に「 - ショートカット」と就いたファイルが作成されるので、名前を変更したい場合は、F2キーを押して、適宜名前を変更してください。
    最後に、そのショートカットを切り取るなりコピーするなりして、ショートカットを置きたい場所に貼り付けてください。
  2. ショートカットができたら、そのショートカットを選択した状態で、Alt+Enterキーを押し、プロパティ画面を出す。
  3. 「リンク先」というエディットボックスにフォーカスされていると思うので、エディット僕スの最後までカーソルを移動する。
  4. そのあとに、半角スペースを入力して「/hide」と入力する。
  5. 最後にTabキーで「適応」というボタンまで行き、Enterキーを押して、さらに「OK」ボタンでEnterキーを押して、その画面を閉じる。
    以降、そのショートカットから起動すると、Foobar2000が最小化した状態で起動されます。

最後に

ここまで長い長い説明を読んでくださった皆さん、お疲れさまでした。
至らない店頭があるかもしれませんが、その際はコメント等でご連絡いただければ、適宜対応します。
ということで、今回はこの辺で終わります。

参考リンク

Foobar2000を便利に使うために参考にしたサイトです。

  1. [foobar2000 Wiki*]
  2. [FrontPage - foobar2000 Wiki]

[[4.Podcatcher]]: http://www.unkempt.co.uk/fb2k/bin/foo_podcatcher.zip
[foobar2000 Wiki*]: http://wikiwiki.jp/foobar2000/
[FrontPage - foobar2000 Wiki]: http://foobar2000.xrea.jp/